病院の見分け方を知って良い医師を選ぶ

良い病院の見分け方

「かかりつけ医」を見つけるポイントを紹介しましたが、そもそも良い医師かそうでないかを見分ける以前に良い病院かそうでなかを見分けることができれば、医師の善し悪しが分かりやすいかもしれません。良い病院の見分け方をいくつかご紹介します。

良い病院の見分け方

すいている病院

大きな病院はたいてい高齢者を中心に待合室は混んでいます。混んでいる病院が嫌ならば、すいている病院を選べば良いかというと、注意が必要です。そもそもすいているのは、病院の評判がよくないとか、医師の評判がよくない、そしてすいていることによって病院の経営も安定していないかもしれません。混んでいる病院も、医師や病院の手際が悪かったり、1回の診察で出す薬の量が少なくて、頻繁に通わなければいけないということもあるかもしれません。そのすいている原因、混んでいる原因を見極めることが肝心です。

スタッフの少ない病院

医師不足の日本では、一人の医師の周りに優秀なスタッフがたくさんいて、充実した体制を取っている病院が良い病院です。悪い病院は経営状態が悪い場合も多いので、看護師などのスタッフは少なめです。少人数の看護師が常に忙しそうに走り回っている病院は要注意です。

応対の悪い病院

病院の建物が新しく、待合室が豪華でも、病院のスタッフの応対が悪い病院は要注意です。受付の事務員を始め、医師、看護師を含むすべての病院スタッフは患者に接しますので、ある意味病院もサービス業と言えます。そこで自然の笑顔が溢れていれば、安心感も増しますし、病気の患者にとっても癒やしの要素にもなります。豪華な待合室であっても、無愛想な応対をする受付がいる病院は経営状態がよくなかったり、院内の待遇がよくないのかもしれません。

診察科目の多い病院

病院の規模のわりに診察科目が多い病院は要注意です。医師が少ないのに、診察科が多い場合は、専門ではないのに、その科目を掲げている可能性が高く、多くの診察科目を掲げることで、患者をたくさん集めようとしているかもしれません。専門スタッフがいない場合も予想されますので、そういう病院へ行く場合は、本当は何が専門なのかを知った上で、その専門科にかかる場合だけ利用するようにしましょう。病院のホームページを見ると最初に出ている診察科が専門の場合が多いです。

医師のコミュニケーション能力

今まで紹介したポイントから良い病院か否かは見分けをつけることができるかもしれませんが、これらと併せて確認しておきたいのは、医師本人の様子です。患者から積極的にいろいろな情報を引き出そうとコミュニケーションに努める医師は良い医師ですが、患者の話を聞いても反応が薄く、パソコンやカルテにだけ向かっているようなコミュニケーション能力の低い医師がいる病院は、病院自体にも活気がないはずです。

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