病院の診察とクリニックの診察の違い

クリニックと病院の診察の違いとは

病院は様々な特性を持っています。自分が病気になった時、大きな病院に行けばいいのか。家に近いクリニックに行けばいいのか。迷ってしまう人も多いのではないでしょうか。医療機関はそれぞれに得意領域を持っていますので、あらかじめそれを調べ診てもらわなければいけません。

クリニックと病院の診察の違いとは

「病院」と「クリニック」の違い

入院病床数の多い「病院」は、たくさん診療科を持っています。それに比べ「クリニック」は風邪や腹痛などの外来診察をメインに行っています。「病院」と「クリニック」は医療法で分けられるように規定されています。病院には国公立病院、大学病院、企業病院なども含まれています。これらの病院の事を総合病院とも呼びます。またクリニックは医院や診療所といった医療機関も含まれています。

「病院」の診療

「病院」は医師の数も多く専門性が高い治療を行っています。高度な技術や整った設備があり、治療が難しい患者にも対応できるようになっています。その中に特定機能病院は厚生労働省が承認しており、一般的な病院の機能だけでなく集中治療室、無菌病室、最先端検査機器といった高度医療設備が整っています。また、診療科は10以上病床数は400以上といった事から、規模も大きくなければならないのです。総合病院は患者の数も多く、診察まで何時間も待たなければなりません。しかし診察自体は何分かで終わってしまう事が多いのです。これは、軽症の初診患者や紹介状を持ってこない患者が多いという事でもあります。

「クリニック」の診療

それに比べ「クリニック」は日常的な病気や、慢性疾患を診るため、マンツーマンで診察をしてくれます。病院と比べると患者数が少なく、診察に時間をかける事ができる事から、医師に病気の事を相談しやすいので、かかりつけの医療機関としての役割をはたしています。こういった事から、具合が悪くなった時にはまずクリニックへ行き、一次診療をしてもらう事が必要になってきます。クリニックでは治療が出来ないと医師が判断した時には、紹介状を書いてもらう事が出来ます。この際患者が行きたい病院や、クリニックが提携している病院へ行く事になります。紹介状には、患者の情報が書いてあり、同じ検査を受けなくてもいい仕組みになっています。待ち時間の長い総合病院では、少しでも時間の短縮が出来る紹介状はとても大切なものなのです。救急救命センターに運ばれ、かかりつけのクリニックを持っていない場合には、病院から自宅近くのクリニックへの紹介状を書いてもらう場合があります。これを逆紹介と呼んでいます。

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